2007年12月アーカイブ

「バイク」と"bike"

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 日本語で「バイク」といえば、一般にオートバイ(自動二輪)を意味します。

 でも、もともと"bike"は bicycle の短縮形。bicycle は言うまでもなく自転車のこと。「2」を意味する接頭辞"bi" + 「輪」を意味する"cycle"の合成語です。ただし、オートバイ乗り同士なら、motorbike の短縮形としてオートバイのことを"bike"と呼んだりしますので、"bike"の訳語としてはおそらく「二輪」とするのが適切なのでしょう。

 とはいえ、アメリカで"bike"といえば、一般には「自転車」を意味することが多いです。Queenの名曲"Bicycle Race"でも、"I want to ride my bicycle/I want to ride my bike"って歌われていますよね。また、"bike"を動名詞化した"Biking"(『バイキング』)という名前の雑誌もアメリカで売られていますが、これは「自転車遊び」や「自転車競技」をテーマとした雑誌です。そして、オフロード走行のための自転車は"Mountain bike"といい、日本でも「マウンテンバイク」という呼び名が定着しました。

 で、このところ、ぼくはバイクにbikeを積む手段を試行錯誤しています。つまり、オートバイに自転車を乗せるにはどうしたらいいか、という話です。

 まず、自転車がぐらついたりしないようにしっかりとバイクに固定しなければなりません。そのためには、自転車専用のキャリアが必要です。自動車用にはさまざまな自転車キャリアが販売されていますが、バイクにも流用可能な製品は一つしかありません。Saris Bones Trunk Rack 3-Bikesです。日本ではTERZOブランドから「ライトサイクルキャリア」という名前で販売されています。

 ただし、車両になにかを積載するには、法的な規則があります。自動二輪の場合、「長さは積載装置+30cmまで」「幅は積載装置+30cm(左右15cmずつ)まで」「高さは地上から2.5mまで」となっています。

バイクに自転車を横積み 最初にチャレンジしたのはこのパターン。ハンドルを後ろに向けて、自転車キャリアに横積みする方法です。

 どう見ても無理がありますね(笑

 とくに、後ろから見た姿は強烈なインパクトがあります。まるでエリマキトカゲのようです。

 この積み方だと、法規に反しているという以前に、安心して走行することが難しくなります。特に夜間は他の車両に引っ掛けられる危険性が高い。

 ということで、一日試してみただけでボツ決定。

バイクに自転車を縦積み そこで代わりに試してみたのが、ハンドルをキャリアに乗せて縦積みする方法です。

 高さと横幅は規定に収まっているし、後ろもまぁ許容範囲です。

 ぱっと見、これはいいじゃないか!と気をよくして乗ってきましたが、途中でショーウィンドウに映った姿を見て仰天しました。

 あやしすぎる...

 というより、おもしろすぎる...

 どおりで、横積みしたときよりも、人々の注目を集めているはずです。なにぶん、高さが2.5mギリギリまであるだけに圧迫感があります。

 まぁでも、これで前輪を外したら多少は印象も変わるでしょう。だんだん完成型が近づいてきました。

バイクに自転車を縦積み


卒論提出

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 今年も、まぁなんとか期日までに卒論を出してくれました。みなさん、ご苦労さま。ぼくも疲れた。

 いまから打ち上げです。

 それにしても、提出当日に打ち上げを設定するというのは、すなわち「前日に徹夜」というケースを想定していないわけですね。実際には、ぼくのゼミに一人いましたが(笑

直感をあなどるな

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 アメリカ大陸一周ツーリング中に学んだことが一つあります。

「ヒトの瞬間的な認知能力(いわゆる直感?)は驚異的なほどの識別性を発揮することがある」
 たとえばですね、地平線までまっすぐ続くハイウェイを走っているとしましょう。ちょいとスピード違反だったりします。すると、地平線に芥子粒のような車の影があらわれたとします。もちろん、車種どころか、小型車なのかトラックなのかすらわからない距離です。

 ところが!

 それがパトカーだったりしたら、視界に小さな小さな車の影が見えた瞬間にわかるのです。正確にいうと、「わかる」というより、「あれ、もしかして?」というような違和感、警戒心を感じるのですね。

 こんなとき、理性は直感を否定します。
 「こんな距離から識別できるわけないだろう。視力5.0か?」
 「少々スピードが出てるから過敏になってるんだろう」

 でも、念のために減速して近づくのを待っていると、それはやっぱりパトカーだったりするわけです。まぁ、パトカー以外の車をパトカーだと感じることもありましたが、打率は4割というところでしょうか。偶然ではありえない高率です。そして、パトカーを見落としたことは一度もありませんでした(笑

 パトカーだけではありません。アメリカのハイウェイは距離が長いだけに整備が追いつかず、道路の真ん中に大穴が開いていたりします。バイクで気づかずに突っ込めば間違いなく転倒→大破するような穴が。

 それも、集中して走っているときは、なんとなくわかるものなのですね。ぜったいに認知できないはずの距離にあって、しかも、どれだけ注視しても光の加減で穴が開いていることがわからないような状況であっても、です。

 そして、今日。

 バイクを動かした瞬間、「こわい」と感じて体が硬くなりました。てっきり、地面がぬれているせいだと思ってしばらく走ったのですが、カーブのたびに体が硬くなるのです。

 この状況は何度も経験があったので、すぐに分かりました。

 パンクです...orz

 空気圧は適正値から少し下がっただけだったんですがねぇ。やっぱり、直感はあなどれない。

 いや、まあ、始動前点検をちゃんとやればいいんですけどね。ネンオシャチエブクトウバシメ

パターナリズム

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 先月、教職員を対象に開催されたFD研修会でのこと。

 質疑応答の際、講師の方が「紋切り型のパターンにはまった硬直的な対応に陥ってしまうこと」ぐらいの意味で、「パターナリズム」と表現されました。その瞬間、会場の空気がピシッと凍った気がしたのはぼくだけではなかったはずです。

 「パターナリズム」(paternalism)とは、権力を持つ強い立場の者が、相手の意志とは無関係に「きみのためだから」と恩着せがましくおせっかいをやいたり、行動に干渉したりすることをいいます。社会学では「家父長制」と訳しますが、「温情主義」「父権主義」などの訳も一般に用いられます。

 語源はラテン語で「父」を意味する pater です。ちなみに「母」は mater で、「妊産婦の」という形容詞マタニティ(maternity)の語源でもあります。女性の「育児休暇」を maternity leave といいますね。一方、マタニティの対義語はパタニティ(paternity)です。男性が取得する「育児休暇」はpaternity leave。

 ともかく、「パターナリズム」は「パターン」(pattern)とは何の関係もありません。

 ただねぇ、FD(この場合は「授業内容や方法の改善」の意味)っていうのは、いわれてみればパターナリズムなんですよね。

 「学生のためになるから」という理由で、出席を管理し、課題を増やしたりする。「試験のためになるから」と効率的な学習方法を押し付けたりする。「就職のためになるから」という理由で、生活態度を改善するよう介入したりする。そして、「学生の主体性を育てる」という究極の形容矛盾も生まれてくる。

 そういう時代だとはいえ、なんともサビシイかぎりです。

クリティカル・パス

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 20余年前に買った加藤昭吉『計画の科学』によると、日程計画(PERT)の世界では「どうしても手の抜けない箇所、時間の上でそれ以上待てない箇所」をクリティカル・パスと呼ぶらしい。「一定期日までに計画を完成するにあたって最も隘路になり易い経路」とも。クリティカル・パスとは、「決定的に重要な(critical)作業の流れ(path)」という意味なのでしょう。ようするに「そこが遅れると計画全体が確実に遅れてしまう作業群」のことですね。

 日程計画とは違いますが、交通の流れにもクリティカル・パスはあります。つまり、「そこが滞ると地域全体が確実に渋滞してしまう道路群」です。

 今日は自宅研修日なのですが、卒論提出期限が迫っていますので念のために大学で仕事をすることにしました。が、通勤経路の渋滞のひどいこと。15kmほどにわたってびっしりと車が詰まって動きません。

 何があったのかと思ったら、すべての道路が集中する国道の峠部分で故障したトラックが車線を一つふさいでいただけでした。

Midterm採点終了

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 前のエントリーから5週間。いろいろな出来事がありました。こちらでもボチボチ紹介していきたいと思います。

 「いろいろな出来事」の中の一つは中間試験だったわけですが、ぼくが担当している講義科目すべてにおいて、前期の得点を大幅に上回りました。授業内容も試験の形式も違いますので単純には比較できませんが、いろいろな対策がようやく効果をあらわしたのだと思われます。

 得点が向上したこと自体、単純に喜ばしいのですが、とにかく採点していてイヤな気にならないというのも大きなメリットです。さっと採点して翌週返却できるので、フィードバックの効果も向上する。いいこと尽くめの好循環です。

 定期試験もこの調子でがんばってくれるといいのですが。

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