バンフの日記

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 バンフへの道のりは「カナダの洪水」の通りでしたが、ホステルについて、みんなに暖かく迎えてもらってようやく人心地つきました。以下、日記を転載。

北米のユースでつねに人気ナンバー3内にランクインするホステル。たしかに、スタッフも設備も、そして客層も、居心地よく感じました。写真はホステルを出る日の朝。 荷物をいっしょに運んでくれた韓国人のナイスガイ。「カナダで日本人にはたくさんあったけど、韓国人がいなくてねぇ。」英語が上手で、育ちのよさそうな韓国青年は、自国民の国外離散状況をどうやらよく知らないらしい。「中国人と韓国人は世界中にいるよ。昨日だってカルガリーから100kmも離れた田舎のレストランでコリアンが働いてたぞ」「えー、本当?」

 ただ、青年のいうことも一理あります。海外では、どこにいっても日本人の姿をほとんど見かけないのに、特定のまちには日本人しかいない、というようないびつな人口のかたよりがあります。日本の旅行(代理店)が高度に産業化されていて、合理的な商売のために決まったルートをいつも利用しているためでしょう。そして、カナダの有名都市はいずれも日本人観光客の多いところです。

バンフの夕焼け。写真は翌日のもの。 ぼくと同室のカップルはスイスからきていて、車で南北アメリカ大陸を縦断しながら3ヶ月の休暇を楽しんでいるらしい。あと3週間しか残っていないと嘆いていました。「あなた英語が上手ね、アメリカ人かと思った。」 そんなことをいってくれるのはドイツ語圏のあんただけだよ。

 しかし、予約のとき、部屋の選択で「男性部屋」「女性部屋」「男性と女性ミックスの部屋」という選択肢があったので、「男性部屋」を選んだはずだけどなぁ。まぁいいけど。

 3時すぎ、同室のカップルに送ってもらってダウンタウンに遅い昼食をとりに行きました。

 カナダのリゾート地っていうのは、同じデザイナーがまちをコーディネイトしているのではないかと思えるくらい、こぎれいで少女趣味的なかわいらしい街並みをしているものですが、バンフも例外ではありません。まち全体で観光地としての演出をしているわけで、あえてイジワルな見方をすればディズニーランド的に作り物っぽいところもあるのですが、商売のためだけでなく、むしろ観光客にきちんとリゾート気分を味わってもらいたいといった歓迎の気持ちが感じられて、僕はきらいではありません。そこにいるだけで別世界に来たんだなぁと単純にわくわくできるところもいい。


 バンフ二日目。今日は少し晴れましたので、レイク・ルイーズに行ってみました。

banff3.jpgエメラルド・グリーンの湖水をたたえるレイク・ルイーズカナダのゴミ箱
 正面には後退した氷河が少しだけ見えています。どういう成分なのか知りませんが、水はエメラルドグリーンです。白、青、緑という独特の色調がなんとも非現実的な景観です。世界の観光地として人気があるのもうなづける。

 これもレイク・ルイーズで撮った写真ですが、カナダの山間部にはこういうゴミ箱が設置されています。

 フタの穴の中に押し込みボタンがついていて、それを押しながらフタを開けます。どうしてそんなに面倒なことをするかといえば、野生生物、とくにクマが人間に慣れすぎないようにするためです。人間社会に近づけばエサにありつけると考えるようになったクマは非常に危険で、遠からず人間を襲うようになり、結果として射殺されてしまいます。そのような悲劇を生まないためには、絶対にエサを与えないことが重要です。

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このページは、mskimが2007年5月 2日 09:14に書いたブログ記事です。

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