在日コリアンについてのFAQ
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在日コリアンは日本が嫌いなのではありませんか。

日本が嫌いな日本人がいるように,日本が嫌いな在日コリアンもいます(同じく,大韓民国や朝鮮民主主義人民共和国が嫌いな在日コリアンもいます)。しかし,とくに二世以降は,自分の生まれ育った日本にたいして強い愛着を持っています。

在日韓国人の青年を対象にしたある調査によると,「日本」に愛着を感じると答えた青年が73%、愛着を感じないと答えた青年はたった7%でした。それにたいして,「韓国」に愛着を感じると答えた青年が38%、愛着を感じないと答えた青年は24%。三世を中心とする現在の在日コリアンの青年たちは,祖国よりも,生まれ育った日本のほうに圧倒的な愛着感をいだいているのです。「外国籍では日本の国を愛するのは無理だ」(自民党の松永光代議士)という考え方は、明らかに事実に反しているのです。

にもかかわらず,「少なくとも民族心の強い在日コリアンは日本嫌いなのでは」と思う人は多いようです。在日コリアンの参政権問題に関連して,国会でもそういう議論がありました。しかし,同調査によると,民族性の強弱と日本への愛着の強弱は,まったくの無関係であることが分かっています。

在日コリアンは,すでに日本のことを,共に生き共に未来を築いていく土壌として,認めているのです。

ただし,同じ調査で,「日本による植民地支配の歴史」にたいする考えを尋ねたところ,「日本のやった残虐行為のかずかずをきちんと知っておくべきだ」と答えた青年が54%、「自分たちが生まれる前の出来事だからこだわらなくてもいい」と答えた青年はわずか24%でした。

つまり,在日コリアンの青年たちの多くは,いまなお日本の侵略行為に批判的であるが、それは日本を嫌いだからではなく、愛着感をいだいているからこそ、その日本には反省すべき点はきちんと反省してもらいたい、と考えているということです。